http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html

ベイマックスを見た。ディズニーのマーベルコミックス買収の最初の作品がこれなのだが,正直ディズニーの凄さを改めて感じさせられた。アメコミというのは基本的に日本ではなかなか流行らない。米国ではアメコミ歴代最高の大ヒットしたヒーロー総出演のアベンジャーズも日本では普通のヒットだった。しかしディズニーはマイナーな日本を舞台にした「Big Hero 6」をベースにまったく新しい世界観を創り上げてしまった。それでも前宣伝には一切アメコミ臭を排除し,ヒューマンものらしい雰囲気を演出するのに莫大な宣伝費をかけていたことを考えるとやはり日本のアメコミアレルギーを相当気にしていたのだろうか。個人的にはラプンツェル,シュガーラッシュ,アナ雪と結果的に少女達の自立がストーリーの中心(男子はサポート!)で来ていた最近のディズニーでバリバリの少年を主人公にした作品にしてくれたことが嬉しい。しかも理系のエンジニアの話で,秋葉原のDMM.make行けばベイマックス作れるんじゃね的なSFというより結構近い未来の話なところがまた男子のワクワク感をあおる。まあそうはいっても日本では興行成績でまさに化け物な妖怪ウオッチを抜くことは無理だろうが。そろそろこの日本フォーマットである漫画,ゲーム,アニメ,映画,コレクショングッズというメディアミックスモデルはグローバルに展開できないのだろうか。

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