青山のこどもの城が今日で一般公開を終了した。1985年にできたまだ若い施設で厚生労働省の外郭団体の運営だったが,改修工事などの維持費が高いという理由で閉館がきまった。近くに東京都の老朽化した児童館もあったが,こちらも東日本大震災の後に閉鎖したまま取り壊された。確かに児童館は地域自治体がメインの役割だろうが,自分が小学校の時に東京都児童館には夏休みの工作などで電動ノコギリなどを使うために通っていた経験からすると,まさに子供達のためのファブラボ的に自由に工具や3Dプリンターなど使える施設とか音楽やアート,スポーツなどでレベル高い体験を安価にできる中心的なモデル施設とかやはりあった方がいいなと思う。まあ従来型の厚生労働省と文科省と経産省の役割を越える世界だし,最近よくある業際的な世界なんだろうけど,惜しむ声も多いし,すぐ裏の再開発と絡めた利権という話も出ているしなんか寂しい。ちなみに併設の青山劇場も終了で少年隊ファンの青春も取り壊されますね。
2015-02-01