ゲリラマーケティングからスタートしたRAIZIN

国産エナジードリンクとして街角で美女にサンプル配らせたり,ユニークなキャンペーンやっていたRAIZINが大正製薬の商品としてリニューアル発売された。味も濃いめになり,パッケージデザインも大正製薬の象徴の鷲のマークがドーンと使われていて以前のよりもかっこいいデザインになった。

以前のデザイン

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RAIZINが登場した頃はレッドブルを始めとしてエネジードリンク新興勢力が日本で勢力を拡大していた時期であり,大正製薬にしてみれば王者リポビタンを扱っていることもあるのと,栄養ドリンクのコーナーに漂うオヤジ臭を嫌う若者層を取り込むためにも,大正製薬の名前を隠してゲリラマーケティングに挑戦してみたかったのだろう。結果的には期待ほどはブランド力を作れなかったので本体で一気に攻勢をかけたいということだろうか。三共がサントリーと組んでRegainのエネジードリンクを出したことも影響しているのかもしれない。結果的に「ここぞの時にサラリーマンにパワーを」というポパイのほうれん草的なマーケティングコンセプトを越えることはできなかった。

挑戦するアスリートを応援するという徹底したブランディング

一方でレッドブルのマーケティングはひたすら挑戦するアスリートを応援するというもの。エアレースも5月に日本で初開催を予定している。無重力落下の世界記録更新の時には手に汗握ってライブ映像を私も見た。ここまで徹底すると,レッドブルを飲むことがそういう挑戦者を支援することに貢献しているような気分にさせてくれるという意味でもブランド戦略としては成功していると言えるだろう。

期待するのは本物のレッドブルとリポビタンDの戦い

ただ実際には日本のレッドブルはタウリンが入っていないため,効き目はあまり無い。本当にドーピングしたい時はやはり医薬部外品の棚でリポビタンやユンケルを選ぶか,薬局でさらに金色に光っている高いやつで攻めるべきだろう。しかし,ヘパリーゼにも医薬品から医薬部外品,清涼飲料水まであり,販売できる場所から値段まで全然違うので一般の人には違いも含めてわけわからん状態である。ひとつの問題は薬事法の規制で医薬部外品から広告プロモーションにおいて表現に厳しい規制がかけられていることがある。そのためファイト一発しか言えない謎のCMが流れることになる。中途半端な特保とかイメージだけの清涼飲料水増やすよりは,医薬部外品市場にまだまだ大きなビジネスチャンスがあると考える。すでにコンビニで販売して誰でも買えるのだから医薬部外品は薬事法の広告規制は緩和して欲しい。逆に成分含めた情報提供においてWeb上でデータ類含めた開示義務をしっかりやる方がマスメディア中心の時代よりは合っているのはないだろうか。レッドブルは元々タイで販売されていたリポビタンDをヒントに今のマーケティングがある。日本でレッドブルがタウリンを入れない理由は製造承認など様々な規制だと思うが,是非タウリン入れた本物のレッドブルとリポビタンDなRAIZINが真っ向勝負をする日を見てみたい。

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