子供の頃にはあった未来

我々が子供の頃は未来を描く漫画などを読み,21世紀になれば都市の上空にはチューブ型の道路が張り巡らされていると普通に思ってた。でもそんな未来は簡単ではなくリニアモーターカーすらまだ開通していない。いつしかそんな未来が来ることは無いと思いながら大人を過ごしてきた我々にとってイーロンマスクという男の登場は衝撃だ。

火星に人類を送り込む,電気自動車の世界を作る。彼が次々と打ち出していくビジョンと事業は彼が夢想家ではなく,リアリティを持って実現していくビジネスマンであることを証明している。

そんな彼がまさに未来の都市にあったチューブ型の道路までもを実現させるためのコンペを開催しようと言うのだ。

イーロン・マスク、1200km/hの超高速交通システム、公募でデザインコンペ。日本からの参加はあるか? - ナレッジワーカーラボ

アメリカ時間の6月15日、イーロン・マスクの経営するSpaceX社が「ハイパーループ」のテスト用車体のデザインコンペを開始した。ハイパーループはカリフォルニアで計画している減圧したチューブの中を超高速(約1200km/h)で車体を走らせる新交通システムだ。
Hyperloop
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www.spacex.com
彼らは運行速度だけでなく、開発の超高速度化も意図している。そのために選んだ手段は「公募」。
対象は大学生でも民間の開発チームでも良い。2016年の6月にカリフォルニアのテストコースで人が乗れる実寸で走らせる車体を開発することが目標。何とわずか「1年」で形にしようとしている。これまでの交通システムの分野では考えられない桁違いの高速開発だ。
さらに、得られた知見・知財はテスラの電気自動車と同様にオープンソース化することも構想している。できるだけ早く社会に新技術が浸透し、この方式を世界のデファクトとすることを考えている。
情報格差や既得権にあぐらをかかず、ひたすらに実現の可能性と速度を追求する。実にイーロン・マスク的なイノベイティブな視点とスタンスでの開発だ。この新しいビジネスの進め方に喰らいついてゆく日本の知恵・会社はあるのか?とても興味深い
SpaceX Hyperloop Pod Competition
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ビルゲイツも挫折した衛星インターネット網テレデシック計画

かつて世界一の大富豪ビルゲイツですら挫折したのが低軌道衛星を活用したインターネット網だ。それさえも彼の手にかかればきっと実現しそうになるから凄い。

タイムマシンを発明して未来から来た男

もしかしたらイーロン・マスクこそ人類で初めてタイムマシンを発明することになるのでは無いだろうか。今の彼は自分が発明したタイムマシンに乗って未来から来た男であるとすれば全ての説明がつく。そう思わせるだけの人物だ。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集