日経MJ連載コラム奔流eビジネス。今回のテーマはWeb接客。これまでデジタルマーケティングの世界は顧客の集客の広告とリテンションのCRMの分野が中心だった。

今回注目したのはWebサイトに訪れた人のコンバージョン率を高めるWeb接客ソフト。A/Bテストなどの改善の最適化ではなく,顧客の行動データから直接ポップアップでメッセージを出して接客するアプリケーションだ。

1995年頃にブロードビジョン社がOne-To-Oneという考え方でWebサイトを一人ずつ異なる表示にするアプリケーションを発売して以来,20年のもの間長らくWebマーケティングの世界では理想型のひとつとされてきたが,なかなか実装と運用が難しい世界であったがようやく簡易に実現する環境が整ってきたと言えるだろう。

タグを貼るだけでクラウド環境でこうした機能を簡単に実現できるため,今後多数の同様のアプリケーションが登場することが予想され,導入も増えていくことだろう。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集