50歳山本昌引退のタイミングで

山本昌の引退でとうとう自分より年上の選手がいなくなるなあ。なんて感傷にふけっている間もなく,あっという間にセリーグの監督達が次々と交代し,気がつくと全員自分よりも年下という事態にあぜんな状況である。

最年長でも金本監督の47歳で高橋監督は40歳!自分が「オヤジになったなあ」なんて感じることは年々増えていたものの,今回ほど歳取ったこと感じたのは無いかもしれない。それぐらいインパクトのある出来事だ。

経済界の世代交代は進んでいるのか?

一方で経済界では高齢化が進んでいる現状がある。社長の平均年齢も毎年あがっている状況だ。過去の大量採用時代の人材がいまだに社内に溢れてポストが無い中で,なかなか若い人材に役職をまかせにくい状況はあるのだろうが,セリーグの監督達は大企業ではせいぜい課長ぐらいのポストだ。

しかし,何故彼らが監督を出来ているのかと言えば,プロフェッショナルだからの一点につきる。少なくとも現代野球の戦略や戦術については判断できる能力は十分あると考えられる。(実際の運用を彼らがうまくできるかどうかはともかくとして)

しかし,現在の企業でおきている状況で問題なのは,課長や部長や判断する経営陣にビジネス上の戦略や戦術を判断することができないことが多々あることだ。

「私にわかるように説明してほしい」

このセリフを聞いてがっかりする社員も多いだろう。営業のプロや生産のプロはそこそこいても,マーケティングのプロやITのプロの少なさは日本企業全体の問題でもある。

少なくともマーケティングやITの分野のマネージャーについては流動性を高めるか,一気に世代交代を進めることが喫緊のテーマだ。戦後の日本企業の発展の礎を作ったのは,GHQによってパージされた経営陣のあとをついだ当時「三等重役」と揶揄された30代,40代の若手幹部達だったことをあらためて思い出したい。

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