等々力陸上競技場で6/7の試合からサービススタート
2020年の東京オリンピックに向けてスポーツ×ICTは注目の分野だが,陸上スポーツではスタジアムにおけるスマホの活用が得に注目されている。本日6/7Jリーグ初のスタジアムwifiサービスとして川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場でのサービスがスタートした。本日のサービススタートに合わせてNTTBPにスタジアムにご招待をいただたのでレポートしてみたい。
等々力陸上競技場はこの春メインスタジアムが改修され,wifi導入もそれに合わせて導入された。
こちらに映っているのがwifi。2万人の観客が同時に利用できるために緻密に計算されて施設されている。このあたりのチューニングは職人技のよう。
wifiが使えることをスタッフの方々もアピール!
スマホでアクセスすると専用ポータルが表示されます。スカパーの動画も無料で見ることができます!Androidではやや動作が不安定でしたがiPhoneではばっちりでした。
試合の方は後半のアディショナルタイムぎりぎりでエウシーニョ選手の強烈な左で劇的な勝利!
Jリーグはワンタッチパスという会員とのCRMサービスを始めており,観戦データのビッグデータ分析の試みも始めている。
米国ではすでにwifiを利用して食べ物を座席まで持ってきてくれるサービスも登場しており,日本でも野球場では一足早くiBeaconを活用したサービスも出てきている。
今後こうしたICTインフラがスポーツ観戦のスタイルを変え,ビジネスとしても優良顧客に手厚いサービスをしたり,オリジナルコンテンツによる新しい収入モデルを生み出したりなど楽しみな状況であることを実感した一日だった。
簡単なアプリはソースコードを買う時代
Apple Watchが登場して何かアプリでも作りたいと思っている人がたくさんいると思いますが,一から作成しなくても,世界中からソースコード買うことができるの知っていますか?同じようなこと考えている人は世界中にいるので,誰かのソースコード買ってきて少しカスタマイズする方が素早く投入できます。
そうしたニーズに応えるために株式会社アイスリーデザインがアプリのソースコード売買のサイト「ミートソース(meetsource.com)」をオープンしました。ちゃんと悪質なコードが入っていないかなどのレビューチェックもしていますし,開発者にカスタマイズの依頼をすることもできます。
簡単なゲームをキャンペーンアプリに入れたい,海外で流行っているゲームをいち早く投入したい,過去のアプリの資産を販売したいなど事業プランの柔軟性が高まり,アプリ開発の考え方を変えていくサービスだと思いますので是非一度アクセスしてみて下さい。
三田の味覚博士
「味覚で日本人の健康を変えることができます」。眼鏡の奧を光らせながら味覚博士は力強く語る。今日は16時から三田で味博士ことAISSYの鈴木代表とのMTGだ。AISSYは慶応発のベンチャーなので三田の慶応のすぐ側にあり味覚センサーを活用したビジネスを展開している。D4DRも2009年からワインのECで味覚を可視化して販売を支援するような実証実験を共同で行ったりしている。
味覚博士との議論は盛り上がる。日本人は「うまみ+塩み」が好きだ。イタリア人は「うまみ+酸味」が好きだと。確かにトマトに熱を加えるとうまみが出てくるが,酸味は残る。トマトソースはまさにうまみ+酸味,しかし日本人は醤油や塩とうまみを混ぜることが多い。おのずと塩分摂取が増える。そのため体のためには塩分に一番気をつけないといけない。甘みも問題だが,米国人などと比べるとお米を噛むことで感じるほのかな甘さに鍛えられた日本人は米国人の激甘には耐えられない。よって国別で比べると塩分に一番気をつけるべきというなるほどな話だ。味覚が可視化できることで塩分をおさえても潮味を感じる調理法を見つけることができる。日本人の健康を助けることを味覚博士は本気で考えているのだ。
「WHOの推奨は一日5g,ところが日本人はラーメン一杯で12g摂取しています」
味博士のこの一言で脳みその奧深くで何かがざわめいた。
そうこうしているうちにMTGも終わり,慶応の正門の側でスマホの時間を見る。
「16:50」
また何かが自分の中でざわめく。「三田の慶応正門前」「ラーメン」「16:50」このキーワードでわかる人はわかるだろう。二郎三田本店は17時からだ。まさに神様が今日するべきことを決めてくれたようなシチュエーション。そうあの2014年の11月の初挑戦から半年。ついに大への挑戦の時が来たのだ。
三田16:50ラーメン二郎開店前の情景
17時前からすでに行列はできている。さすがにこの時間は慶応の学生らしき人々が圧倒的だ。もうすぐ始まる早慶戦のマウンドに上がるピッチャーのような緊張感が体を包み込む。この若い選手達と一緒に戦えるなら大くらいは余裕だろうという安心感も芽生える。
「ガラガラガラ」
そうこうしているうちにシャッターがあがった。すぐに店員は先頭グループに麺のサイズを聞き始めた。ふいを打たれた先頭グループに動揺が走る。どうもこの集団も慣れていないようだ。
「小で」「普通で」
答えを聞きながら「二郎の普通は小だろうに」と二回目の素人ジロリアンの癖にもうそんなことが気になっている自分がいることにあきれる。そうこうしているうちに自分が自動販売機で食券を買う番だ。前回はここでお金が入らないというアクシデントがあったが今日は冷静に何も起きず買うことができた。迷わず「ラーメン大」だ。前回は小豚ラーメンに挑戦したが,超弩級な大和の46cm砲並みにずどんと来る豚チャーシューによって大が食べきれなくリスクがとても大きくなるため,チャーシュー増量は避ける。
ラーメン大を示す青いプラスティックの札をカウンターの上に置いて見渡すとどういうことだ。回りは黄色の札ばかり,これだけの若者がいるにも関わらず48歳のおやじな自分だけが大を頼んでいるというシチュエーションをどう過ごせばよいのだろうか。二郎の大でかいひゅーひゅーとか騒いでいるのはもはや昭和世代の行動原理だと言うのだろうか。ラーメンが出てくるまでの孤独の状況の中で,この状況を正当化するための理屈を考えている時にふと先ほどの味覚博士の事を思い出した。「味覚を可視化できると食べ合わせの相性を分析できるのですよ」味覚博士は白ワインと魚,赤ワインと肉という相性を見事に可視化で分析してみせている。
ラーメン二郎はラーメンでは無いという仮説
食い合わせという考え方からひとつの新仮説を考えた。それはラーメン二郎はラーメンでは無いのではないかということだ。その原点は前回初回に感じた「スープの塩辛さ」だ。美味しいラーメンはスープも飲み干すということが多いと思うが二郎は塩辛すぎて残してしまった。そこで二郎のスープはスープでは無いのではという仮説が導かれる。スープと何かの相性があの美味しいさを生み出していると考えてみた。
仮説1:チャーシューのタレと付け合わせ
ひとつの仮説はあの濃いスープはチャーシューのタレでは無いかというものだ。隣の人が豚ダブルで麺ハーフを頼んでいたこともヒントだ。つまり二郎のチャーシューが好きな人はあの豚の脂まみれのスープをタレとしてチャーシューを食べている。そして麺と野菜はステーキについているような付け合わせなのではという仮説だ。そうすると二郎のチャーシュー好きの人達を説明できるのではないだろうか。チャーシュー好きの人は脂マシにしているという相関分析などで検証してみたいところだ。
仮説2:野菜つけめん
次の仮説はラーメン二郎はつけめんだったという仮説だ。あの濃いスープはつけめんだと思えば納得できる。そして野菜と麺のハーモニーをつけて食べているのだ。つけめん屋のように割スープがあればあのスープも飲めるはずだ。
この二つを考えているうちにコールが来た。迷わずニンニク野菜だ。そうだ私は野菜つけ麺として食べていたのだ。そう考えた時に大の量が気にならなかった。三田製麺所やTETSUなどの大や特盛りを考えると同じくらいの麺の量だ。そうつけめんだと思えば二郎のボリュームはそれほど気にならないのだ。麺と野菜を同時にスープにつけて食べると確かに美味しい。あっという間に食べ終わると今回もスープだけ残して席をたった。
自分の仮説に確信を持ちながらも,やはり取りすぎた塩分,カロリーに罪悪感を感じつつ,まだ明るい三田の街を歩く。まだ5月であることを急に思い出したようにやや涼しい風が昼間の暑さに代わり吹いている。今年の夏の暑さはやはりマシマシなのだろうか。
D4DR社がお手伝いしている,アサヒビールとソフトバンクさんの実施しているベルギービールO2Oキャンペーンを実際に体験してきました。
東京だと31日まで6箇所で体験できますが,今回は新宿のスーパードライに行ってきました。
まずはスマホで取得したクーポンを表示させます。今回の体験記に同行してくれたのはD4DR社の肉食担当小林女史。
お店の入口にあるクーポンゲート(ソフトバンクさんのO2O用端末です)にバーコードをかざします。すると紙のクーポンがでてきます。忙しい飲食業の現場ではスタッフのオペレーションに負荷を与えるキャンペーンは御法度です。あくまで顧客が自分でやってくれることが大事ですね。
コンビニなどの小売り業では当たり前のことかもしれませんが,飲食では今までは店員に見せるだけのクーポンが普通でした。でも見せるだけだと顧客,店員双方に不正が発生するリスクがあります。さらに優良顧客が利用してくれたのかどうかなど個人単位での利用状況をデータで捕捉することができませんでした。クーポンゲートを活用した施策であれば,Web上の行動データと来店実績との分析が可能になります。来て欲しい人が実際に来てくれたのかがわかるのは大事ですね。
これがゲットしたフリッツです。ベルギーで発祥した料理ですが,第一次世界大戦後に帰還した米兵がフランス語圏で食べたのでフレンチフライとして広まってしまいました。ベルギービールを飲む時は間違いなくフリッツと呼びましょう!
ゲットできてご機嫌な小林女史!
私の大好きなヒューガルデンホワイトとレフと一緒に!
でもやはり肉食女子の小林女史が一番盛り上がりを見せていたのはこの新宿トンテキ!
トンテキほうばりながらのビールは最高でした。
東京では5月31日まで大阪と京都は6月14日までやっています。是非みなさんのご参加下さい!
D4DR社がプロデュースでお手伝いしている「ナレッジワーカーラボ(KWlabo)」がいよいよスタートしました。ナレッジワーカーの代表格であるコンサルタントの転職支援で高い専門性を持つ「アクシスコンサルティング」の全面協力のもと,新しいシンクタンクとして情報発信をしていきます。ユニークな方々のインタビュー,座談会などこれまでに無いコンテンツを発信していきます。人工知能に負けないナレッジワーカーとしての自分のスキルやキャリア,ワークスタイルを考えていきましょう。プラットフォームはリボルバーのdinoを活用させていただきました。
インタビューの一回目はマイクロソフトでエバンジェリストを務める西脇氏。まさにエンジニアとしてのナレッジワーカーとして活躍されています。
知識とのセレンディプティを行うナレッジワーカーのための書籍キュレーションサービス「情報工場」の第一弾コンテンツは「ナンバーセンス」。ダイジェストですので一気に読めます。
今後ともご支援よろしくお願いします。ご意見,寄稿,アライアンスなどついてお問い合わせのある方は右上のメニューの連絡先からご連絡下さい!
今日は久しぶりにランチで麻布十番で2002年からやっている自家製酵母のパン屋さんポワンタージュ(pointage)。
相変わらず女子に大人気でした。自家製酵母なんだけどよくある噛み応えのある素朴な味というよりは優しい味わいでどんどん食べられます。
ここは行くたびにお洒落なカフェぽくなっていきます。昔はこんなところにパン屋さん?みたいな地味な感じだったのですが。今日見たらスタッフさんが近くの木梨絡みのおそろいのTシャツまで着ていてびっくり。
わかりにくいところにありますが,十番に来た時は是非立ち寄ってパンをお土産にどうぞ。わざわざ行く価値あります。個人的なおすすめはミルクフランス!病みつきです!
連載コラム奔流eビジネス今回のテーマは「回転寿司を支えるデータサイエンス」です。労働集約型で,ついついマンパワーに頼りがちな外食産業。ブラック企業と言われてしまう企業も多いですが,好調な回転寿司業界はITの活用で,生産性の向上に取り組んでいます。
日本の外食産業が世界で戦えるようになるためにもサービスサイエンスを高め,サービス業の海外輸出を増やしていけるようになることが重要ですね。ご意見ご感想お待ちしております。
ついに食したカオマンガイ!
日本上陸のニュースを目にしたその日から行きたい行きたいと思いつつ,先日平日の昼に来たときは大行列であきらめたカオマンガイ。ついに渋谷のガイトーンに土曜日の15:30という時間を狙ってきたところ作戦成功ですぐに入れた!
一見するとシンガポールの海南鶏飯と違わない。しかしついに食することができたその味は,独特のタレによって海南鶏飯とは違う世界を創り出していた。大盛りにするとタレが少し少ない感じなので,タレ増量ができるようになると嬉しい。
パクチー好きにはたまらないパクチーは食べ放題!
ちゃんとカメラ目線くれた鶏調理しているおじさん!
超大好きな海南鶏飯とカオマンガイ,どちらも高いレベルで楽しめるTOKYOはやはり間違い無く世界最高レベルの食の都だ。
最近飲食系のコンテンツばかり書いていますが,これもちゃんとO2Oビジネス調査の一環なのです。今日はオフィスの側にある赤羽橋のコーヒースタンド「TOWERS」
夜にはバルにもなります。
ここは実は以前紹介した日本橋のMIGHTY STEP'Sの姉妹店。なので美味しい珈琲が飲めます。今日は日本橋店で感動したエチオピアをラテ用に焙煎した豆でラテを飲みました。こんなフルーティーなラテは飲んだことありません!
ランチも美味しいです。テイクアウトできる仕様です。
メキシコ生まれのパレタ
ガリガリ君の季節になりつつありますが,大人としては本格アイスキャンデーも食べたい季節です。メキシコ生まれのパレタというアイスキャンデーは野菜や果物を丸ごと使った甘さも控えめなヘルシーなアイス。
このSHONANPOPsはD4DRで手伝っているIoT型屋台プラットフォームビジネスを展開するAndeco社が展開するブランドです。こだわりの自然派厳選素材で少し傷ついているが味は美味しい果物にアガペシロップか米あめで少しだけ甘みを足して砂糖は一切使わないヘルシーキャンデーです。いちごやマンゴーやミカンなどひとつ380円!代官山ログロードやGW中は表参道のアースカフェの前,鎌倉の長谷で販売しているのでみなさんも是非ひとつ!個人的にはマンゴーがやばい!
ちなみにロート製薬が新規事業で展開している「パレタス」も代官山やミッドタウンなどで人気爆発中。こちらは少しお高めで砂糖やトレハロースも使っていますが色々な味を販売しているところは魅力。
今年の夏は高級自然派アイスキャンデーで楽しみましょう!
表参道に突如現れた謎の蕎麦屋
4/1に表参道に新しくできたポルシェのショールーム横に突然現れたお洒落なカウンター式の謎の蕎麦屋「蕎麦きり みよた」。すでに連日行列ができているようなので,気になっていたのだがついに今日チャレンジしてみた。
衝撃的なのはコストパフォーマンスだ。かき揚げせいろで530円。天盛りせいろで750円。私が食べたのは極みカツ丼セットでなんと880円だ。このコストパフォーマンスには秘密があるに違いない。ネットで調べて見ても会社の情報はどこにも出ていない。そこでタウンワークの求人情報からチェック。するとキーワードが見つかった。
経営しているのはどうやら大手の○○○
0120-470-082 (株)三ツ和採用係
三ツ和?早速検索するとあの小諸そばの会社では無いか!
注文を待つ間だ店員に
「小諸そばと関係しているんですか?」と聞くと
「いや特に関係無いんですけどね。噂が流れているみたいですが。。」
という反応。どうも怪しい。そうこうするうちに注文した極みカツ丼セットが来たので食べてみるとカツ丼は旨い!これはありだ。蕎麦の方はと言うと。。あー。小麦粉の比率が高そうな味だ。この値段なら十分許せる味だが。これはやはり小諸そばに関係しているに違いない。帰りの会計時にさりげなくレジ奧の営業許可証をチェックすると「株式会社三ツ和」とある。やはり間違い無い。
ついに始まった蕎麦業界のプレミアム戦争か?
立ち食い蕎麦業界は意外と影が薄い。いつもメディアで話題になるのは牛丼業界,ハンバーガー業界,ドーナツ業界などだ。しかし,街でみかける数を考えても名代富士そば,小諸そば,ゆで太郎はかなりの数にのぼる。実は眠れる巨大マーケットであり,蕎麦は日本でも歴史あるファーストフードだ。
しかし,これまではさっと食べることが何より重視されている立ち食い蕎麦か,値段取る割には時代から取り残されたダメダメの街の蕎麦屋か,私の大好きな川上庵や玉笑などのこだわりの蕎麦屋という限られた選択肢しかなかったのが蕎麦業界だ。女性客や家族連れなどマーケティング的には取り切れていないターゲットもたくさんあるのでは無いだろうか。
そんな中ようやく新しい風が吹き始めているのかも知れない。例えば都内に5店舗ある嵯峨谷はわかめ取り放題や十割蕎麦が280円とリーズナブルながら味を追求した立ち食い蕎麦店として人気急上昇中だ。
小諸そばも着席カウンター式としてみよたを試しているのだろう。女性客も多いし表参道でも違和感が無い。訪日外国人も日本の伝統料理を気軽に楽しめるといしてここなら訪れるかも知れない。そもそも着席したとしてもお酒を飲まなければ回転率はとても早い業態だ。俺のシリーズなどを見ていればその回転率の高さを活かした様々な新業達の可能性があるのが蕎麦業界では無いだろうか。今後の動きに注目だ。